[Quiz]どっちが腰痛の正しい治療法?

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

本日は頭の体操から、、、

 

腰痛の治療には様々な方法がありますよね?

今回はその中でも非特異的腰痛に関してです。

病院で原因が確定している腰痛は主に手術の適応です。

画像にもうつらず、神経学的所見に一致しない、でも痛いみたいな場合です。

 

さあ、始めますね。

用意はいいですか?

 

A.痛みの出ている部位に対して、アプローチ

 

B.痛みの出ているところとは関係ないところに対して、アプローチ

 

さあ、どっちだと思いますか?

 

答えは、、、

 

Bです!

非特異的腰痛の多くはその痛みを訴えている部分と関係のないところに原因があります。

当ラボのクライアントは多くの場所で施術を受けて来られた方ばかりで、

他のところでは痛みの部位や、筋肉、筋膜などの組織に対して施術をされた方ばかり、、、

 

ほとんど、いや何も変わっていません。

そうおっしゃっています。

 

「高いお金だして遠くまで行ったのに、何も変わらへんかった」

「そこが原因て言われたん初めてですわ」

などなど

 

一時はよくなることはあります。

ヒトは触られているだけでも、よくなる方が30%いるのですから(笑)

しかし、数時間、数日すればまた戻ります、、、

 

当たり前ですよね。

 

私の後輩の人体実験をする教員のS見くんという人がいます。

とある筋、筋膜関係の組織に対する施術を受けたそうですが、、、

 

悪化していました。

膝がもともと悪いのですが、更に曲がらなくなっていましたね。

 

適切な施術を行わないと、本当に悪化しますし、、、

さらに治らなくなってきます。

 

世間一般論では変形が痛みの原因だと思われがちですが、、

実は逆です。

 

痛みを放置することで、変形を冗長します。

 

なぜなら、痛くて整形外科に初診で来院された方の多くのレントゲンでは変形は無いからです。

それが長年の無意味な注射や放置で変形が起こってきます。

 

治すなら、早めに対処しなければ結果的に手術が待ち構えています。

 

あなたはどちらを選びますか?

痛みを我慢して、変形してから手術するか?

今治して痛みのない生活を手に入れるか?

全てはあなたの決断一つです。

 

PS 病院勤務時代に、変形性股関節症で回転骨切り術の予定の方がいました。術前で全く痛みなく歩けるようになりました。

しかし、結局手術をしました。その結果、、、

ずっと杖での生活を余儀なくされました、、、。あのとき辞めることを強く勧めましたが。

適応でない手術をするとこんなことになります。

 

―増田 拓也

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