根底にあるもの

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

先週は何人かの社長さん方と会食させて頂く機会があり、いろいろな話をお聞きしました。

サラリーマン時代にはあまりピンとこない話でしたが、

自分も今では一事業主として為になるお話が多くありました。

職業は違えど、その中でも皆さんに共通していることがあります。

皆さんが共通しているもの

それは、、、

 

全てクライアント第一優先

ということです。

 

私も幸い、一流の理学療法士の方々に今の基礎となる技術を教わりました。

しかし、その技術よりももっと根底にあるものがあります。

これは恩師から教わった言葉があります。

「Do your best for the patient」

“その”患者のために最善をつくせ。

“その”ということは、一人一人の患者に手を抜くことなく最高の技術を提供しないといけないと理解しています。

 

先週お会いさせて頂いた社長さん方も皆さん同じ思いでした。

私に職員の為にと、研修会を依頼してくださった、S社長もその技術をもって利用者により良い治療を受けてもらいたい。

また、研修会場を借りている福祉用具の会社社長さんも

「付き合うなら一生。中途半端なのは許せん。」という方でした。

 

以前のブログに登場した総長の旦那さん(建築会社社長)も

「お客さんの納得いくものを作れないなら辞めろ。」

「中途半端にするならやるな。」

 

といったことをおっしゃっていました。

私も同じ気持ちです。

 

病院勤務での理学療法士や作業療法士、他の医療職の方もそうだと思いますが、

面倒な患者が来たら、退院するのを待つ。

治らななかったら、さっさと退院を待つ。

みたいなところあります。

それは、何のためにやっているのでしょうかね?

 

もちろん医療は契約です。

患者に治る意志がなければ治るものも治りません。

残念ながらそういった方には、私は治療はしていませんでした。訓練のみです。

しかし、治る意志のある方には最善を尽くすのが人の命に関わる職業の本質ではないでしょうか?

 

福祉用具会社の社長さんはこんなことをおしゃっていました。

「医療・介護の業界はぬるい」

まさにその通りだと思います。

みんながみんなそうではないと思いますが、大多数は生ぬるいですよね。

免許があることで、仕事ができているというだけで何も持っていない。

そんな医療者は医療人と言えるのだろうかという昔からの疑問がありました。

同じようにやはり見えているのだなと、、、。

 

あなたにとって快適な環境は患者さん、クライアントさんにとって不快かもしれません。

技術をあげるのは当たり前の話です。それすらしない方は、人に関わる仕事でないことをおススメします。

私も含め、多くの社長が根底にあるのは、

「人の役立つもの、より良くなるためのものを提供する。」

ということです。

 

皆さんにはこの覚悟はありますか?

 

PS 2月は大忙しです。新ミッションの準備が、、、

 

―増田 拓也

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