大腿骨近位部骨折の治療について

いつもご覧頂きありがとうございます。
東大阪唯一の【腰痛】【肩痛】【膝痛】痛みの根本改善施設 Physio Lab.所長の増田です。

本日の受付も終わり、文献検索や市場調査などを終え、一杯のコーヒーを飲んでいましたら、

面白い文献を発見しましたので、皆さんにお伝えしたいと思い、載せてみます。

テーマは

大腿骨近位部骨折の治療について

です。

JAMA(Journal of American Medical Association)の2012年の記事です。

(世界の医学雑誌インパクトファクターNo.1がNEJM, No2.が The Lancet, No3.がJAMA)

1980~2012年までの「hip fracture」のシステマティックレビューされたもののようです。

大腿骨近位部骨折の3/4は女性に起こります。6か月で13.5%、1年以内に24%の方が亡くなるそうです。

6か月生存患者で骨折前のレベルに戻るのは50%、6か月生存患者でIADL(日常生活関連動作;家事や買い物、電車の利用など)まで回復するのは25%です。

また、入院後手術まで2日以上遅れると1年後死亡率は2倍になるそうです。

なので、24時間以内の手術が推奨されているんだなと思いました。

臨床を離れると、このような知識を疎かにしまいがちですが、当ラボは病院通いの方もおられるのでそうはいきません。

日々、臨床でなかなかまとめれなかった作業をこういったブログで掲載することで勉強になってます。

 

痛みをずっと我慢している方へ…改善策があります。
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