新人理学療法士の方々へ
いつもご覧頂きありがとうございます。
東大阪唯一の【腰痛】【肩痛】【膝痛】痛みの根本改善施設 Physio Lab.所長の増田です。
本日は、いつもと違って新年度も2週間が終わり、新たな生活に戸惑ったり、ワクワクしたりしている新社会人の方が日本に約89万人おられるそうです。
平成30年の理学療法士国家資格合格者数は9885人(厚生労働省)です。内何名の方が就職されたかはわかりませんが、多くの方が臨床を楽しく過ごすことを祈っております。
しかし、臨床を楽しむためには単に楽観的に楽しいのは本当の楽しいではありません。
臨床の中で、難しい症例を担当し悩みに悩んだ末に変化が出てこそ本当の楽しさがあります。
最近の理学療法士の方々が「急性期がいいよね」「回復期が私にあってるわ」「私はお年寄りが好きだから老健が向いている」といったことを聞きます。私の実習生だった方も教員になられ現在の理学療法士の学生実情を聞いたり、臨床の現場から耳にすることがありますが、私から言わせれば
臨床はどんな現場に居ても楽しくなければなりません!
私も12年程で臨床現場の理学療法士を辞めましたが、12年間で急性期~回復期、維持期、介護保険分野も診ました。
どこにいても学ぶことはありますし、どれが自分に合ってるなんてわかりません。
各期によって病態の変化を診れたり、二次障害が診れたり、生活環境が診れたり理学療法士にとって学べることがたくさんあります。
自分の行きたかった病院にいけなくて不平不満を言っておられる人もいるかもしれませんが、患者さんからしたらどうでもいいことです。
目の前の患者さんに考え、治療するための行動が出来なければきっとあなたは一生できません。
「新人は業務を覚えないといけないから、2年目になれば頑張る」
「後輩が出来たら、教えないといけないから勉強する」
「院内の研修で発表しないといけないから教科書を開く」などなど
こんなことを思っている理学療法士の人達多くないですか?
何かに理由をつけている人、環境のせいにする人、全ては自分次第です。
~だから出来ない。ではなく、~でもできる。といったプラス行動に変えてみてください。
そして良き仲間をみつけ臨床を精一杯楽しんでください!