慢性腰痛のためのprovocation testは有効か?

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東大阪唯一の【腰痛】【肩痛】【膝痛】痛みの根本改善施設 Physio Lab.所長の増田です。

本日の投稿は

慢性腰痛のためのprovocation testは有効か?

です。

provocation testとは誘発テストという意味で、医療現場でも使われている用語の一つです。

腰痛において、2000年以降、欧米では慢性腰痛の約25~30%が仙腸関節機能障害によるとされています。

仙腸関節に対するprovocation testは様々ありますが、中でも最も有名なのはstraight leg rising test(SLR)があります。

しかし、この腰痛に対するprovocation testは炎症と拘縮にのみ有効とされています。

原因が機能障害であれば、痛みは改善しますので、provocation testの結果が変わってきます。

そうすると、炎症や拘縮は無かったと判定できます。

 

しかし、施術前後でtest結果が変わらい、または悪化している場合は

  • 患者さんに炎症が存在する。

  • 自分自身の能力不足。

のいずれかになります。治療者の皆様は周知のことだと思いますが、決して痛みを追いかけないことをおススメします。

test結果を判定基準とし、どのくらいで症状が落ち着くのかを明確に患者さんに伝えなければいけません。

 

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