台風大丈夫でしたか?
from:増田拓也
@Physio Lab.
昨日は台風21号が四国、近畿に直撃し、とてつもない被害をもたらしました。
Physio Lab.はなんとか大丈夫でしたが、なんせ60年以上建っている廃屋同然の建物をリノベーションしてますので、軽い地震くらいの揺れがありました(;゚Д゚)
なかなかの恐怖でした。
高校時代の友人はインスタで5階にもかかわらず、窓ガラスが割れたりしていました。
台風一過とはよく言ったもので、ホント今日は快晴で、昨日はなんやったんやってくらいの天気です。
関西国際空港の連絡橋もタンカーが激突し、橋が崩れていましたね。
関空に居た人はちゃんと帰れたんでしょうか?
ここ数年いろいろな異常気象がありますね。
夏はめちゃくちゃ暑いし、冬はえげつないくらい寒い。
こんな台風経験したのも、人生で2回目くらいではないでしょうか。
今までも予想を上回る出来事は多くありました。
母校のバレーボール部が私の卒業してたったの2年で関西一位になったり、
学術的には余命が1年と言われているような患者さんが結局8年生きていたり、
世の中には予想をはるかに超えてくることがよくよくあります。
そんな中で重要なのは準備です。
いろいろなことに備えた準備です。いわゆるリスク管理ですね。
臨床でも患者さんの病態から先の状態を考え、準備をする。
とても重要です。
私は現在、自費の施術で生計を立てています。
多くは腰痛、膝痛の顧客です。
治るには順序があります。多くの場合、それに当てはまります。
私たちの扱う技術であれば多くはその経過をたどりますが、標準から外れる方は必ずいます。
その外れた人を治せて本物の治療者だと思います。
自身の技術に患者・顧客を当てはめるのではなく、患者の症状に技術を適応するのが本物です。
いつもPT3研究会の会員によくいうことがあります。
「目の前の患者さんは、あなたしか治せない。」
「治るまで諦めてはいけない。」
と、言います。
もちろん、病院で働いている限りは異状があればすぐに主治医に伝達するのは当たり前ですが、治らないと患者さんのせいにする輩がいると耳にしたのでとても憤りを感じます。
自分の技術、技量の無さを患者さんに押し付けるのは治療者失格ですね。
もし、これを読まれている若い理学療法士、作業療法士、その他の治療者の方々。
先輩のいう事は正しくありません。正しいのは全て患者です。
患者が治ったかどうかそれだけが臨床での答えです。
自分の選択を間違えないように、、、。
あなたならどうしますか?先輩のいう事だけきいてしますか?
それとも、、、。
PS 新人の理学療法士、作業療法士の方へおススメの勉強法があります、、、。
それは、毎日担当の症例のわからなかった現象をノートに書き、それを調べる。それを毎日1ページだけします。
一年後にはとても多くの知識を患者さんから得れていますよ。
私が新人教育担当していた時、新人にさせていた勉強方法です。後の知識の吸収の仕方が変わりますので、是非。
―増田 拓也