ラムネのビー玉取れますか?

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

あなたはラムネの瓶を見たことがありますでしょうか?

私くらいの世代であれば、駄菓子屋がある時代でしたし、そこにも売ってました。

蓋を叩いて、ビー玉を下におろす。

そうすると、ラムネが噴き出すので一気に口をつけて飲むってのが定番です。

あと、ラムネにも飲み方があります。

ご存知のですか?

 

ラムネの瓶はくぼみがあり、そちら側を下にして飲みます。

そうすることで。くぼみにビー玉がはまりラムネを飲むときに苦労しません。

というか、そうしないとラムネは最後まで飲めません。

 

タイトルのビー玉の取り方ですが、、、。

知っていますか。

これは実は、、、。

キャップの回すのが逆であるという事です。

ビー玉を誤って飲み込んだりしない為の対策だそうです。

 

危機管理のルールですね。

 

臨床でも危機管理のルールは存在します。

腰痛であれば、何故痛いのか?受傷機転はなにか?他の病気の存在は?検査データは?

などなど。

全て患者、顧客の利益にならなければなりません。

 

大丈夫だと思ってそのまま腰痛を治療していたらレッドフラッグの疾患の可能性もあります。

病院であれば医師がいますので、責任の所在は主治医にありますが、私のような個人で施術をしているとその判断をしなければなりません。

 

ただの腰痛だと思っていたら重篤な疾患が潜んでいることはあります。

それを見つけるためには最悪の疾患を想定して理学的所見をとる必要があるという事です。

 

主観的証拠、客観的証拠を合わせて、自分の治療技術の範疇で治せるのかがカギです。

有痛性の多くは治ることがほとんどですが、中にはそのような患者・顧客が混ざっています。

それを見落とさないこと治療する理学療法士には求められる技術です。

 

病院でも同じです。

指示箋に書かれている疾患名と理学療法のオーダーだけで理学療法を進めているととんでもないことになります。

必ず治療の効果判定と日々の変化を見落とさないことが患者の利益に繋がることを忘れてはいけません。

 

PS 新人の理学療法士、、、いや理学療法士全般ですが、測定・検査技術を磨くことをおススメします。

治療技術に反映されるからです。測定・検査をなおざりにしているひとは治療はできません。

昨日のAdvanceコース第3週目は脳卒中の治療指針というテーマで測定・検査技術をひたすらでした(笑)

 

 

―増田 拓也

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