フィジオラボ・マガジン作成中

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

只今作成中のものがあります。

それは、、、

フィジオラボ・マガジンという、小冊子です。創刊号です。

主にはずっと来て頂いているお客さん用に作ろうと思ったものです。

 

当ラボに来られるほとんどの方は腰痛と膝痛の方です。

その方々が悩まれていること。

病院での裏情報。本当の話。

健康に関する運動。

アロマの話。

などなど、、。

まだ作成中ですが、定期的に来て頂いている方へ郵送する予定です。

 

特に病院でのリハビリで不満や謎に注射を10年も続けて来られた方など

いわゆる病院嫌いの方が当ラボに来られます。

そんな方々に本当の話をするととても驚かれます。

 

例えば、膝へのヒアルロン酸注射ですが、これは痛み止めではありません。

軟骨の栄養と称して打っています。

軟骨が擦り減っているためにヒアルロン酸を打ちます。

軟骨が擦り減ると膝に痛みがあるというウソの話が土台にあります。

軟骨には痛みを感じるセンサーがありません。

 

10年以上膝に注射を打っていた方は注射をやめて、当ラボの施術をうけてから膝の痛みは無くなりました。

先日も遠方より、注射を打たれその後から、膝の痛みが増悪した方が来られていました。

施術後は杖なく歩けるまで改善しました。

 

しかし、これが注射を打つ前ならもっと良くなったのにという患者さんやお客さんは多くいます。

 

また、ヘルニアや脊柱管狭窄症があるから腰痛といわれている方も多くいます。

ちゃんとした神経学的所見も取らずに画像診断だけで手術を勧められている方も多くおられます。

画像診断はあくまで補助診断です。

基本となる理学的所見をとらなければいけません。

 

病院で働いているときも脊髄梗塞で運ばれてきた患者さんがいました。

即、私が担当になりベッドサイドでいろいろ検査と測定しました。

最初にsacral sparing(手袋をはめて、肛門括約筋の収縮をみる)をします。

これがあれば、完全麻痺ではないことがわかります。

次にハンマーで全身の腱反射を診ました。回復の段階をみるのにも必要ですし、必ず行います。

 

当時の病院は研修医の先生が多くおられていました。回診で打腱器を使っていたのですが、、、。

研修医「反射まだないから回復してないな」

M「え、先生出ますよ。」

と、やってしましました。目の前で反射を出してしましました。というよりハンマーの使い方がとても慣れてませんでしたね。

そうなると、所見も信頼性に乏しくなります。結果的に画像だけで判断するといったことになります。

 

患者さんは、もちろん医療の素人がほとんどです。医師のいう事は100%信じる人がほとんどでしょう。

診断も技術です。私たち理学療法士も測定、検査を行います。

その検査測定の技術が拙劣であれば、自身の行った治療の判定結果も怪しいものとなります。

単に治療技術だけを磨くのだけでなく、それを正確に判定できる測定、検査技術の向上も必要であることを多くの臨床家は認識すべきだと思います。

 

PS フィジオラボ・マガジンは非売品です。あくまで顧客様向けの小冊子です。ほしい方は一度、Physio Lab.までご相談ください。

 

―増田 拓也

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