理学療法士の常識は非常識⁈
from:増田拓也
@Physio Lab.
理学療法士に告ぐ。
大半の言葉、間違いだらけです。
臨床時代から恵まれたのか、訳のわからん言葉を使う人はほとんどいない職場でしたので、
医学的常識の言葉での会話に困ったことはほとんどありませんでした。
最近、後輩の子たちが各職場でアップアップしてます。
・医学的用語の意味を知らない上司
・勝手に用語をつくるが、医師には意味を理解されない。
・そんな勝手な定義で後輩指導し、後輩が洗脳される。
こんなことが横行しているそうです。
臨床で働く、後輩たちに変わって代弁しますが
「本質知らずして大丈夫か?」
ある一例ですが、
・脳卒中は筋力の低下ではなく、筋出力の低下です。
、、、???
100歩、いや1万歩譲って筋出力の低下としましょう。
それはどうやって、測定や検査しますか?測定、検査できないものをどうやって効果判定できるのですか?
筋力低下はimpairmentですが、出力低下は脳機能の低下のためloss of functionですよ。
ごちゃごちゃになってませんか?というより、そんな概念すら知らないのですかね?
どこにいっても通用する知識と技術を身につけなければなりません。
例えば上司が言った言葉を鵜呑みにして知らず知らずに使ってたら笑われるのはあなたです。
ちゃんと調べて、正しい医学用語を使ってください。
昔、ある神経内科の先生に言われたことがあります。
その先生は海外でも講義をするような方でした。
その先生に言われたのは、、、
「療法士さんの中での言葉みたいなのがあるのですか?医師は使わないですが、、、。」
他のPTが使ってる言葉を聞いて私に言われた言葉です。
その時、やっぱりなと思いました。
医師には通用しない言葉。
それでどうやってチーム医療出来るのでしょうか?
まずやるべきは日常から正しい意味を知った言葉を使う事です。
無知は恐ろしいもので、知らないと平気で使います。
そして陰で笑われています。
そんな理学療法士、作業療法士にはならないでください。
『大衆は常に間違える』―アール・ナイチンゲール
私の好きな言葉です。
正しいことをすると多くの人の反発に合います。
組織の中でもそうです。
しかし、それに合わせて生きていくのはダメだと思うなら勇気を持つことです。
全ては患者さんの為に、、、。
常にそう思っていれば、言葉、行動、思考は変わりますよ。
頑張ってください。
PS 私は学生の時、就活で選んでいたのは新人教育のないところでした。いつも「逆でしょ?新人教育充実してるところがいいでしょ?」といわれますが、真逆を考えていました。何故なら、その指導者が本質を理解していなかった、バカは伝染しますから(笑)
―増田 拓也