ここが変だよ、理学療法士
from:増田拓也
@Physio Lab.
昨日はフォローアップセミナーで、基礎コース、Advanceコースの修了者限定のセミナーをしていました。
皆さん、練習の成果に伴い効果は上々のようです。
私にとっては臨床のネタ&ブログのネタを皆さんが運んでくれるのでとても有意義な時間となっています。
昨日も某大阪市内の病院に勤務している、1年目の女性理学療法士の一日を聞いていました。
1日中、なんかしら怒られていたそうですが、、、。
話しを聞くと、やっぱり変だな理学療法士と思います。
そして面白いネタありがとうと思います。
あなたはこんな間違った新人指導していませんか?
・医学用語の定義があいまいなのに言葉の意味を教えている。
・骨折の術後、関節可動域運動をガンガンやればいいと思っている。
・骨が治っていないのに、自主トレを積極的にさせている。
・術後発生したスパズムを揉みまくっている。
・自然回復と理学療法の効果をごっちゃにしている。
・症例発表で話がそれ、的確なアドバイスができない。
・先輩が代診で患者を診た際に患者からは「あの先生に無茶された」と言ってるのにも耳をかさない。
・そもそも出来ていると思っている。
こんなのって、あるあるですよね?きっと、、、。
そんな先輩から「あなたはなんでそんなに視野が狭いの?」と言われたようで(笑)
ホンマ、おもろいこと言う人多いです。
後輩に手厳しい先輩、いいと思います。
不自由を経験しないと本当の自由ってわからないと思いますし、
簡単に出る結果より、鍛錬して出た結果はどこでも困らない技術です。
私も新人教育していた時は、厳しかったです。
それは結果に対してですが。
意味の分からないことで怒ったり、意味不明で無駄の多い教育は一切したことはありません。
ちゃんと結果の出せる理学療法士で、後輩から憧れる先輩でないと後輩は成長しませんよね。
単に技術だけでなく、理学療法士の前に一医療人としての質が必要なんだと思いますね。
PS 後輩が話を聞かないのはあなたに魅力が無いからです。後輩にいろいろ指導する前に自分を振り返ってみてはいかが?
―増田 拓也