予定は重なるものです( ;∀;)
from:増田拓也
@Physio Lab.
いつも予定は集中するものですね。
10月19~21日は恒例のPT3研究会宮崎支部研修会があります。(関空までどうやっていくか思案中です)
帰ってきて10月24~25日は私が受講する東京で研修会があります。
で、帰ってきた週の日曜10月28日はPT3研究会本部の研修会です。
そして、その次の週は、平成リハビリテーション専門学校での研修会を依頼されましたので、10月後半からはとてもヤバいです(笑)
以前より、資料等もアップデートしているので、一から作ったり、改変したりしているのでなかなか時間がかかります。
皆さんならどんな風にまとまった予定をこなしておられますか?
・とにかくやる。
・諦める。
・誰かに頼む。
心理的に追いやられますかね。
こんな時は、当たり前ですが一つ一つ期限を決めて処理するしかありません。
今回のような状況は、年に何度も起こります。
はじめの頃は、焦ってしまい、言いたいことを全て言うみたいな感じでしたが、
今ではある程度のコンセプトを基に作っていきます。
そうすることで、割とスムーズに物事は進みます。
患者を診るときでもそうです。
例えば、腰部脊柱管狭窄症で以前に脊椎の手術をされた人が、後々大腿骨の頸部骨折をし骨頭置換術をされたとしたら?
脊柱管狭窄症の腰部の問題を診ますか?
それとも今回の大腿骨頸部骨折の問題を診ますか?
もちろん文字だけでは判断できません。
しかし、このコンセプトはどちらの疾患も術後であるということです。
術後に行うのは、いわゆる後療法といわれるやつです。
手術後、積極的なROMが必要だとか思っていませんか?
拘縮が起こるからとかいう理由でガンガン関節可動域運動やってませんか?
間違いです。脊椎疾患で、腰痛がひどすぎて本当に手術が必要な患者さんが、本当に手術のスキルが高い医師がすると、本当に痛みは無くなります。
これは器質的な問題での痛みです。(腰痛は85%は機能的な障害での問題ですが、、、。)
頸部骨折でもそうです。本当に上手い先生が手術をしたら後は本当にやることが無いっていう経験ありませんか?
上手い先生からは積極的な可動域運動の指示を受けた記憶がありません。
「あとは歩かせといてくれたらええよ。勝手に曲がってくるから。」と言われました。
実際、曲がりますし何もしなくて大丈夫です。
もし、積極的な関節可動域運動を強いられている理学療法士がいましたら、残念ですね。
手術は最終手段です。以降の治療は通常存在しません。
一流といわれる医師のもとでは一度は働いてみることをおススメします。
なんせ、保険下では「医師の指示のもと」が法律上の定義ですから。
どこまでが病態の影響か、機能障害の影響かを判定できるスキルを身につけれます。
自分のスキルアップに積極的に動かなければ時間だけが過ぎます。
PS その仲が良かったアメリカ帰りの医師は、新患で手術判定する際にオーダーしてきます。「まっさん、○○さん1回で治れへんかったら手術。」と、、、。
えげつないプレッシャーをかける天才でしたね(笑)
―増田 拓也