決断の時
from:増田拓也
@Physio Lab.
昨日でPhysio Lab.基礎コース骨関節第4期、神経筋第3期の募集が終わりました。
いつも通り、1~2日で定員いっぱいになります。
申し込みして頂いた方々、ありがとうございます。
と、同時に大きな決断をされたことにおめでとうございます。
この基礎コースでは、臨床での全ての患者に対して対応できる技術があります。
理学療法士、作業療法士の行う治療技術はそもそも障害を対象にしています。
障害を対象としているという事は、疾患は関係ないという事です。
疾患はあくまでも予後を知るために必要で、どんな疾患であると治療技術が変わることはありません。
理学療法士、作業療法士が扱う障害は、、、
- 関節可動域の制限
- 筋力の低下
- 持久力の低下
- 協調性障害
- 全身の生理的機能の低下
という障害です。これに伴う対象器官を知り、その適刺激をいかに治療に応用できるかです。
よく、「人工関節にはどうしたらいいですか?」「脳卒中にはどうしたらいいですか?」
などの質問を頂きますが、方法は同じです。
但し、疾患ごとに注意することが変わるだけです。
この治療技術の根幹を伝えているのが基礎コースです。
幸い、ラボには脳血管障害の方も来られます。
一番は腰痛や膝痛などの有痛性疾患です。
臨床の時同様に様々な障害を抱えたクライアント様が来られるおかげで、技術は日々アップデート出来ています。
基礎コースも過去数回行いましたが、初回とは内容は変わっています。
更に効果的な技術が出来れば、それにアップデートするのが治療者としてのあるべき姿勢だと思っています。
その反応は、教科書には載っていません。
すべて患者さんからの反応です。
それが一番の教科書です。
よくある間違いが、教科書を読んだだけで技術が向上したと勘違いすることです。
何も変わっていません。
本を読んでも技術は向上しません。
そんなことで技術が向上したようなものがあれば、素人同然ということですよね。
Physio Lab.では毎週のように基礎コース修了者以上でのフォローアップセミナーもやっています。
フローアップは基礎コースで型を学び、その技術を身体にしみこませるためにはとても有効です。
練習をしないで出来る技術はありません。
野球の本を読んで、ホームランが打てることがないのと同じで、
方法を学んだら、あとはひたすら努力して練習しかありません。
臨床で結果が出ていない理学療法士、作業療法士の方は一度、Physio Lab.にご相談ください。
結果を出したいですか?そうでもないですか?
決断するのはあなた次第です。
PS 年明けにAdvanceコース修了者向けのMasterコースを開催します。
基礎コースは只今、外部でもやって欲しいという声を頂き、宮崎、姫路での開催が決定しています。
―増田 拓也