途中でやめないコツ
from:増田拓也
@Physio Lab.
「体操続けるにはどうしたらいいですか?」
「毎日勉強するにはどうしたらいいですか?」
こんな悩みって、患者さんや後輩の理学療法士や作業療法士から言われたことありますよね?
人間がもっとも難しいのは、
そう、、、
継続してやり続けるということです。
何事も、継続することは難しいです。
毎日の体操、毎日の勉強
どっちも悩みの種でしょうね。
最初はモチベーション高く、
やる気満々で意気込むが、、、
3日もすればその気合もどっかへいく。
そんな事ないでしょうか?
実は、私も新しいもの好きで飽き性です。
なので、続けることが難しいのです。
しかし、そんなあなたでも続けるコツがあります。
それは2種類あると思われます。
一つは、そのことを継続すること達成感や優越感といった
報酬体験です。
例えば、ランニングなどがそうかもしれません。
私が未だに続けているのはこのランニングくらいです。
10数年バレーボールをやっていて、ピタッとやめて以来、運動はこれくらいです。
でも続けて来れているのは、ランニング後の爽快感みたいなものです。(ただのランナーズハイかもしれません、、、)
だいたい、1時間半は走ります。
疲れれば疲れるほど、あとの爽快感はデカいです。
夏の熱中症2連発の際は、さすがにクライアントの方々に心配されました(笑)
もう一つは、やらなヤバイという
恐怖感です。
小学校時代の夏休み宿題、理学療法士・作業療法士なら体験しているであろう実習のレポート。
明日までにやらな、実習落ちるなんてこと考えたこと一度はあると思います。
その時の恐怖感を常に自らに与え続けることです。
人間は、基本怠け者です。ですので、自らを半強制的な状況に置いてやるということも一つの手ではあります。
(私は、新人の時に毎日30分睡眠で勉強すると決めてやっていましたが、扁桃炎になりました。体調管理は必要です。)
患者さんには圧倒的に報酬体系がいいです。
何故なら、患者さんはケガや病気ですでに頑張れない状態です。
それを無駄に頑張らすことは意味が不明です。
セラピストが病態を知り、治ったらこれが出来るということを伝え、体験させることが患者さんのモチベーション向上につながります。
多くのセラピストは出来ないことに追い打ちをかけます。
それでは患者さんは良くならないどころか、二次障害でさらに悪化します。
ケガや手術後の患者さんは下手に動かせば動かすほど、痛みは治らない、、、
運動麻痺の患者さんはセラピストが下手ややり過ぎると、麻痺の回復は停滞し、最終的には回復しません。
決してやめましょう。
PS 自分ではなかなか動いて行動できない人におススメの方法があります。
周りでバリバリやっている人についていってください。きっと、居心地の悪さに気づきます。
その居心地の悪さが、成長の糧となりますよ。
―増田 拓也