犬にも腰痛はあるか??
from:増田拓也
@Physio Lab.
私は意外にも動物好きです。(爬虫類やらは苦手ですが)
犬や猫は好きです。
動物映画では感動するものではすぐに泣きます(T_T)
周りの人たちには「絶対にウソ」とか言われます。
うちに来た人は、うちのトイプードルのふく(昔の名前は元気だった)が私を見るなり吠える姿を見ているので余計にそう思っているようです。
しかし、この吠えられるのには、深------い事情があります。
あれは、うちのトイプードルのふくがまだ私になついていたころの話です。
このふくはオス犬で、やっぱりオス犬ですので女性にはすぐなつきます。
でも割と、私には昔はなついていました。
そんなある日、当時治療技術の練習をハードにこなし過ぎていた私は、
どうしても犬の関節の動きを触知してみたくなりました。
腰椎の椎間関節、仙腸関節の動きを副運動技術でやってみました。
最初は何も反応無かったので、動かす範囲を大きくしてみました。
すると突然、、、、
「キャイ―――ン!」と鳴き声をあげました。
そして、左足をびっこ引いていました。
あれ??やり過ぎた??と思ったら、
いきなりこっちを鬼の形相で見ているではありませんか( ;∀;)
痛みは痛覚刺激が入力され、脳で痛みを感じ、痛いという反応をしてはじめて痛みとなります。
ふくは犬なのでしゃべれません。
ですが、きっと様相から侵害刺激を受け痛みを感知していたのだと思いました。
ヒトでいう腰痛と同様の症状で下肢の脱力を起こしていたのだと、、、
治してやろうと、近づくもめちゃっくちゃ吠えてきます。
何とか捕まえ、治療し通常に歩いていていきました。
しかし、以降私に近寄ることはありません。
ヒトも犬も不快な侵害刺激を加えるものから離れるのは当然です。
もし動物愛に溢れているなら、決して関節をいじってはいけません。
失敗すると死ぬほど嫌われます。
そして、二度とあなたに近づくことはないでしょう、、、。
PS 昔いたシーズーにも同様にやっていましたが、何もありませんでした。
トイプードルの関節は緩いのか?個体差か?
それは謎のままです、、、。
―増田 拓也