続けることの威力
from:増田拓也
@Physio Lab.
先日、日曜日に宮崎より帰阪しました。PT3研究会宮崎支部の研修会です。
野村氏の話ではもう宮崎は13回も言っているそうです、、、。
約6年行ってますが、いつもいつも驚くことがあります。
それは、、、
受講者の成長です。
宮崎支部は毎週水曜日に技術研修会や座学の研修会などを積極的に行ってくれています。
役員数も増え、徐々に活気づいています。
受講されている方の中には、私より10年も先輩の理学療法士の先生で年数で20数年目とかです。
10年以上の方も半分くらいおられ、何年たっても向上心を忘れておられない姿にとても素晴らしく思います。
そして、水曜の練習会にも積極的に参加され、技術の研鑽をされていると聞き、更に凄いなと思いました。
その努力の結果は数か月に一度行く、宮崎ですぐに分かりました。
実技をする、立ち位置、触り方、動かし方など外から見ても上達ぶりは一目瞭然です。
この姿勢は、若い理学療法士たちにはとても刺激になると思います。
私の時よりも今は、情報過多で「何を勉強すればいいかわからない。」といったことをよく聞きます。
情報に振り回され、目の前のことが分からなくなるやつです。
本質が理解できなければ、何を勉強しても堂々巡りだと思います。
知識は増えても治せないようでは、宝の持ち腐れですよね。
何事も継続し、結果が出るまで諦めないことが大切です。
結果が出ない=技術が悪い。
といった構図をすぐに持たれる理学療法士がいますが、間違いです。
その技術を練習し、臨床で応用して初めて効果の良し悪しを判断すべきだと思います。
目の前にいる患者さんにとってベストな結果をもたらせる技術こそが、最優先されるべきです。
自分の趣味嗜好で勉強するのではなく、根幹は患者さんであることを忘れてはいけません。
ベースに患者さんを置いていると、いろんなことを聞いても患者さんにどう応用すべきかがわかります。
「これは患者さんに使えない」
「その技術は私の患者さんには無理」
やる前から決めつけてやらない人が多いのはよくありますよね。
まずは練習して、応用してみることが重要です。
決して自分で限界を決めてはいけません。
小さな継続が大きな結果を生みます。
それは、宮崎支部の10年、20年オーバーの理学療法士の努力をされている姿をみるとわかります。
そんな目的を持った方の努力は必ず成功します。
あなたも諦めてはいけません。
PS 努力したのに結果が出ないのではなく、努力が足りないから結果が出ないのです。
―増田 拓也