外反母趾の治し方
from:増田拓也
@Physio Lab.
最近よく見るというか、よくいる外反母趾の治し方について、、、
と言っても、外反母趾自体を治すのは時間がかかります。
外反母趾の痛みを何とかする方法をお伝えしたいと思います。
外反母趾は手術で形を整えても痛みが無くならない人も多く診てきました。
ではどうすればいいのか?
それは、、、
外反母趾を根っこからやっつける。
ということです。
外反母趾になりやすい人の特徴に、、、
・中高年女性。
・若い時、よくヒールを履いていた。
といったことがあります。
クライアントさんで、ほぼ症状がなくなり、最後の方で訴えてくるのが、
足の問題です。
特に外反母趾。
今診ている人も、リウマチで36年苦しめられたそうですが、
関節痛はもうなく、掃除も料理も全く問題なく出来ています。
以前は、料理をしても硬いものが切れず、
洗い物で茶碗をよく落として割っていたそうです。
今では全くありません。
最後の訴えが外反母趾の痛み。
よくよく考えると、外反母趾もただの変形ですので、痛みを発するはずはありません。
ではどうすればいいのか?
外反母趾になられる方の多くは足根骨の動きが少ないです。
その改善が必須です。
足根骨の触診が出来ない方は、こちらをご覧になってから続きをどうぞ
Physio Lab.滋賀オフィス 田中の説明動画です。
↓↓↓↓↓
足根骨一つ一つの触診は、必須の技術になります。
それが触れたら、内側楔状骨と第一中足骨の間の動きを確認してみて下さい。
関節の操作は、数mmの世界ですので、力を入れて動かそうとしても動きません。
少し技術がいりますが、手内在筋把持で行ってください。
それが出来れば動くはずです。
内側楔状骨―第一中足骨間の関節の機能障害によって外反母趾の痛みは多く出てきます。
もちろんここだけではありませんが、この関節の問題が大きくあります。
MP関節が外反しているので、MPをいじって何とかしようとしても何ともなりません。
もっと根っこの部分に問題は多くあります。
その結果、今のクライアントさんは外反母趾の痛みは消失しています。
動きに伴って、痛みは改善されることが多くあります。
その痛みが無くなることで、変形も回避できます。
変形は痛みを避けようと、動いてきた結果だからです。
あなたの周りの患者さんやクライアントさんにも外反母趾の人は多くいると思います。
もし、痛みを何ともできず悩んでいたら、一度参考までお試しください。
PS また、気が向いたら治療者向け【痛み除去シリーズ】やっていきます。
―増田 拓也