一本!!!
from:増田拓也
@Physio Lab.
ブログのネタはに時々悩むことがある。
大してテレビも見ないので、新しい情報が全然入ってこない。
そんな中、バイトに来てくれる理学療法士の方々からもらう、
臨床の話はいい話のネタになる。
このブログを読んでくれている人のほとんどがきっと理学療法士だろう。
なので、この内容はとても役に立つと思う。
特に、若い理学療法士の人の話は面白い。恩師たちが新人と話すのが楽しそうにしていた気持ちが何となくわかる。
そんなことに悩んだり、気になってんやなーと気づく。
木曜に来るT山、彼女は新人の理学療法士で
学生の時から知っているが、かなりバカだった。
しかし、今では大きな成長がみられる。
臨床での目の付け所が、より具体的になってきている。
そんな彼女が同僚の子に言われた言葉があるそうだ。
それは、、、
「一つのことに打ち込んで勉強できるものを見つけれて、凄いね」
と言われたそうだ。
彼女は、PT3研究会の研修会とPhysio Lab.の研修会にしかこの一年来ていない。
彼女の評判は、うちに来られるクライアントさんからもとても高い。
技術はまだまだだが、臨床での患者の治し方とその方法に関しては他の新人理学療法士より高い。
何においてもそうだが、一流の技術になるためには10000時間の鍛錬の時間が必要だそうだ。
私は、新人のとき様々な研修会を日本中いった。
それを失敗とは思わないが、今の使っている技術に到達するまで、時間を要している。
それを新人の時からしているのとでは雲泥の差だろう。
一つのことを突き詰めることは、他を知らないから良くないと言った風潮がある。
しかし、これは間違いである。
一つの物事の達成するまでのプロセスを知っているということは、
他のことをしてもそのプロセスが出来るということだ。
何事も中途半端では、結果として何も残せない。
よく、研修会で「明日から使える技術は、明後日使えない」といっている。
技術はそんな簡単に身につくものではないし、
もしそんな技術があるとしたら、その程度の効果しかない。
月曜、木曜、金曜と基礎コースがあった。
毎週毎週上達している彼らの姿を見るのはとても素晴らしく思う。
「臨床は楽しくない。」
と言っていた、若手の女性理学療法士。
今では、少しずつ臨床が楽しくなっていると聞くと、こっちも嬉しく思う。
頑張って患者さんを良くしてもらいたい。
そんな泥臭くて、今どきではない研修会に参加してみませんか?
近々では、PT3研究会技術研修会があります。
興味のある方はご連絡ください。
3月24日開催です。
PS 技術の向上は一日にしてならず、、、
―増田 拓也