運動器って?
from:増田拓也
@Physio Lab.
最近、邦訳編集のせいか、また言葉の意味にうるさくなってしまいました
増田です。
言葉って大切ですよって話は、以前しました。
言葉がむちゃくちゃだと、正確に理解している人には
全く話が通じません。
というより、笑われますよ( ;∀;)
今も世界中で流行りの、、、
Bone & Joint Decade
直訳すると、「骨と関節の10年」
となります。
しかし、何故か日本語になると、、、
「運動器の10年」と訳されています。
これ、誤訳ですよね。
運動器って何なのか、ご存知ですか?
知らない方はこちら
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運動器は単に骨と関節を指しません。
何故か日本では運動器の10年と訳され、
腰痛や膝痛の痛みに対する手術、薬剤を積極的に開発。
いやいや、「痛みの10年」は前に終わりましたやん!
そもそも、腰痛や膝痛で整形外科へ行く人多いと思いますが、
これ間違いですよ!
整形外科、、、字をよく見て下さい。
形を整える外科です。
何も先生も痛みを取り扱っている訳ではないのです。
膝の軟骨が擦り減って痛い、変形しているから痛い。
としか言いようがないのでしょう。
事実、構造が破綻して痛みが出現することはありますが、
破綻していなくても痛みが出るほうが圧倒的に多いのです。
だから「手術したのに痛み変わらない」といったことをよく聞くわけです。
なので、整形外科のお医者さんも大変ですよね。
専門は痛みではないのですから。
原因の無い痛みはないといわれます。
病院ではレントゲンの異常がないからスルーされる人が多々います。
その痛みの原因を見つけれるのは、
理学療法士・作業療法士のあなたしかいません。
機能の学問を理解しているのはこの職種だけです。
その痛みを早く見つけ、治してあげてください。
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―増田 拓也