TKA後の理学療法間違ってませんか?
from:増田拓也
@Physio Lab.
「膝の人工関節の後ってどうやって診ていけばいいですか?」
といった質問をちょくちょく受けます。
結論から言いますと、、、
何もすることはありません。
「お前、アホやろ!」「じゃあ、理学療法士のくせに何すんねん?」
なんて言葉が聞こえてきそうですが、本当に何もすることはありません。
本当に手術が上手いと、術後は順調に回復します。
しかし、残念ながらそんな手術が上手く、順調に改善することは稀です。
本来の治療医学からすると、手術は最終手段です。
ですので、それまでに理学療法で治しておくのが通常です。
残念ながら日本の医療の流れでは、病院に勤務している限り術後患者ばかりを診ることになります。
そしてもっと最悪なのが、、、、
こちらです。
↓↓↓↓↓
一般的な医療現場の流れです。
これが一番悲劇を生みます。
膝に痛みがある状態で、筋力がつくことはありません。
指示通りにして、医者にほめられますか?
患者さんのことを最優先に考えて、患者さんから信頼を得たいですか?
あなたならどっちを選びますか?
PS 臨床12年間で、TKA後に筋力増強やったことありません。
しかし、筋力は改善しています。筋力増強をして二次障害をたくさん造られた人たちが多いことを、あなたは知ってください。
―増田 拓也