病態?機能?さあ、どっち!
from:増田拓也
@Physio Lab.
最近、技術のスキルが上がってきている増田です。
一時は、治療以外ののことに意識を削がれてクライアントの変化量が微妙な時期が続いてました。
自営業の定めでもあるとは思いますが。
一年半を過ぎて、ある程度安定的に運営できるようになり、技術を再考する時間が出来てきて、
今までにない変化も出だしましたね。
今日は、臨床で患者をどう診ていっていいかわからない理学療法士、作業療法士のために
患者の診かた
についてお話します。
患者を診るとき、あなたは何に気をつけていますか?
どんなことを気にしていますか?
きっと様々な答えがあると思います。
「家屋状況が、、、」とか「もとの生活状況が、、、」とか
いろいろなことを考え、プログラムを組みますよね?
入念にプログラムを組んで、他のスタッフとどうのこうの、、、みたいな
でも、これって患者さんからしたらどーでもいい事じゃないですか?
そもそも患者さんは何故、病院に来ているのか?
それは、治してもらいたいからに尽きますよね。
ごちゃごちゃ言ってる前にさっさと治す!これしかありません。
その治すというプロセスの中で、私が注意している2つのことがあります。
それは、
病態と機能
です。
まず、その患者は何の病気で、どの状態なのか?
治る段階なのか?Overwork weaknessを起こさない時期か?
などをみます。
病態から来るものは、病理的変化がなければ改善しませんよね。
結構、これを無視する人が多いので、自然回復と治療効果を分けれない人が多いです。
もう一つは機能です。
例えば分かりやすいのが、痛みを有する患者さんです。
腰痛や膝痛は分かりやすい典型です。
どの動作で痛みが出るのか?OKCかCKCか?
痛みの出る動作の再現性は?などなど、、、
これは運動学を知っている、理学療法士、作業療法士の専門です。
特に関節の動きを知っていると、有痛性疾患はほとんど対処できます。
動きと痛みから部位を考える方法はこちらをどうぞ
↓↓↓↓↓
なので、もし勉強を何からすればいいかわからないって人は、
知識では病気の回復過程と運動学をまず知ることをおススメします。
臨床でその場その場でのとっさの判断は、使える知識でなければいけません。
知っているレベルでは、何の役にも立たないので、自己満足で終わらないように、、、
そして、何より先に患者を治すことです。
PS この病態と機能の診かた実践編のセミナーがあります。
この内容は少し濃いめの内容です。
しかし、私が臨床12年間で痛みのある患者さんを困らなかった内容が凝縮されています。
意識の高い、あなたならきっと今後の臨床に役立つはずです、、、
↓↓↓↓↓