【注意】頑張ってる?

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

頑張るってとてもいい言葉ですね。

何か励ますときにや、自分を正当化するときに使えます。

私の高校3年の時のバレー部の顧問の先生が良いことをおっしゃってました。

「頑張ったってええことはない。ただ頑張ったら、頑張ってないヤツより小さなことに喜びを感じたりできる。」

20代の時はなるほど!そらそうやな!頑張っているからってええことないわな!って納得してました。

・・・・

これ実は危険ですよね。

欧米には「頑張る」って言葉はないようです。「頑張る」のは当然だからです。

30代になって結果の出ていない「頑張り」は頑張りではないと思うようになりました。

 

「頑張る」には正しい手順と結果を出すためのプロセスが重要だと思うようになりました。

ただ、がむしゃらに「頑張る」姿は、他人から見たら素晴らしくいい姿に見えるかもしれません。

でも、本人からすれば結果が出ていなければ無意味なのです。

同じ「頑張る」でも結果が出るのと、出ないのではその中身が全く異なります。

 

日本人は「頑張る」ということが美徳とされていますが、それは間違いだと思っています。

ちゃんとした結果を出すためのプロセスの中に「頑張る」ということは既に組み込まれています。

なので、「頑張る」ことは何も特別なことではありません。

頭のスイッチを切り替えないと、「頑張る」目的を誤ってしまいます。

 

臨床でもスポーツでも同じです。

技術向上の為に「頑張る」のは当然のことです。

昔、後輩で「私頑張ってるんで、認めてください!」みたいなことを言っている人がいましたが、

そんな人は認めません。

自分で努力のラインを勝手に線引きしていますよね?

「頑張る」ということに限界はありませんし、技術向上も限界はありません。

今治せている患者でも、次同じような症状で治せなかったら、それは治ったことがまぐれです。

 

プロとして、技術研鑽は当然です。

 

少しできたら、分かったような顔をして出来ているふうな人が多すぎますね。

そんな人は、患者にはかえって迷惑ですよ。

もっと真摯にもっと結果の伴う「頑張る」をしないと治療技術者としての未来はありません。

結果を出すためのヒントはこちら

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日々の自己研鑽と患者のために本気で何ができるかを考えるときが来ています。

今までの臨床でノホホンと過ごしてきた理学療法士、作業療法士のようにならないように日々「頑張る」しかありません。

 

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