痛みは脳??
from:増田拓也
@Physio Lab.
定期的な広告の入れ替えなどをして、
最近はまた、多くの新たなクライアントさん方にお会いできています。
病院時代でもそうでしたが、新患の方を診るのは、やはり最近に大いなる気合が必要ですよね。
そんな新たな方のお話を一つしたいと思います。
これは病院で勤務していた時でも似たようなことがありました。
是非、気をつけて読んでみて下さい。
70代の女性です。
既往歴に腰部脊柱管狭窄症の手術歴があります。
このような方は、とても多いですよね。
お越し頂いた主訴は、「長く歩けない」ってことでした。
聞いてみると、500mも歩かないくらいに左臀部から痛みが出現するそうです。
いわゆる、間欠性跛行ってやつですね。(ホンマのやつやないよ)
初回にいろいろ検査をし、診させて頂きました。
2回目以降には、痛みはなくなり歩行距離は1㎞以上休みなく歩けるようになりました。(ホンマの間欠性跛行じゃないでしょ)
「いままで10年以上痛かったし、いろいろ言ったのに全然かわらなかった。20~30分、何も感じへんようなことしかしてへんのに何で?」
「おかしいわ。早すぎる。治るのが。あんなにいろいろ行ったのに、、、」
と、おっしゃいます。
治るのが早くて、クレームを言われたのは初めてでした(笑)
「○○さん、どこいったはったんですか?」と私が尋ねると、、、
「ちょっと前に流行った、自費で筋膜リリースやってるとこに何回かいったけど全く変わらなかったから辞めた。」
「他には、腰痛は脳が原因やからって言われたとこがあって、そこで触られたあとに歩けなくなって手術したの。」
え???
手術は、その治療院みたいなとこいって悪くなったってこと???
もちろん、手術は適応があるので、腰部脊柱管狭窄症はあったのでしょう。
しかし、狭窄症はもともとあったもので、最後に出された症状は、狭窄症とは無関係ってことですよね。
現にPhysio Lab.にお越しになられるまで、手術してもその痛みは改善していなかったのですから、、、。
脳が痛みを発生する。
よく最近出ていますね。
でも、よ~~~く考えてくださいね。
痛いという信号が脳に入らないとそれを感知することは無いわけですよね。
つまり、自発的に痛いって感じるのはおかしいってことです。
stimulus(action) ☞ recepto r☞ afferent N. ☞ CNS ☞ efferent N. ☞ effector ☞ reaction
この生理学的な基本原則と当てはまらないですよね。
確かに痛みって訳わからないものではありますよね。でも原因のない痛みはないと思っています。
じゃないと、困っている人治せないですよね。
自発的に痛みを感じているのなら、炎症などの症状があるはずです。
そうなると、何をしても即座に改善しませんよね。そのとき痛みが引いても炎症が治っていない限り、再燃しますし。
慢性腰痛でも急性腰痛でも私は、同じことしかしていません。
それでもどっちが改善しにくいとか感じたことほとんどないですね。
本当の原因を見つけて、治せることが一番必要なスキルじゃないですかね?
PS 理学療法士、作業療法士の本質はどこにあるのかご存知ですか??
それを知らないとテクニックやハウツーに走って、本当に治せる人にはなりません。
11.9宮崎県でそんな話します。
興味がある方は、ご連絡くださいね。
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