腰痛について

一日中、狩猟で走っているアフリカの現地人に腰痛はない。これは、佐々木正先生(慶応義塾大学)のお言葉です。

日本人の10%は腰痛で、1200万人も存在します。そのうち1000万人は非特異的腰痛といわれ、原因がわかっていないとされています。

およそ全腰痛患者の85%です。

手術適応となるred flagは全体の5%以下であるとされています。このred flag患者は神経症状を伴います。神経症状の伴う患者は筋力、感覚、反射といった理学的所見に必ず引っ掛かります。これは器質的障害です。

しかし、臨床の現場で診る腰痛患者はレントゲンには異状がなく、痛みのみを訴えるため医師はたいてい薬を渡したり、湿布を指示するだけで終わってしまいます。残念ながら理学療法も期待はされていません。

しかし85%の腰痛患者は機能障害です。これこそが理学療法士の適応患者です。

厚生労働省も国を挙げて腰痛対策に乗り出していますが、理学療法はやはり軽視されています。

 

現在、臨床で働く理学療法士の方々はこのような患者を積極的に治療し、改善させる経験こそが真の経験値になります。

患者さんの為に努力を惜しまないでください。

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