腰痛の噂話

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

やっぱり、そう思ってるんですねってことないですか?

世間一般で思われていることと、実は違うことってよくあります。

 

新規で来られた方も、

「ヘルニアが痛いんですよね?」

「脊柱管狭窄症だから腰痛になるんですよね?」

 

ざっくり言うと、どちらも違います。

ヘルニアは突出したという意味で、出ているだけでは何も悪さはしません。

ヘルニアで診断された方が、Physio Lab.に来られ、検査をしても

引っ掛かる人はいません。

 

腰部脊柱管狭窄症と診断された方も、話しを聞いても

主訴は腰痛で、間欠性跛行が無い人ばかりです。

 

一般的に腰部の診断名をつけられ、画像にも写っているからということで腰痛と思われがちですが、

実は違うことが多いです。

 

画像に写っていても痛みと関連はしません。

 

ここで、亡くなった父の話をします。

父は生前、L5/S1にとてつもない椎間板ヘルニアがあったそうで、入院も1週間程度していました。

それは私が学生の3年生の頃だったと思います。

 

手術も勧められるくらいのレベルだったそうです、、、。

嫌だったのか、退院し知り合いに紹介された鍼灸院に3年くらい通っていたそうです。

 

私も母から聞いた話で、何も言ってこないので知りませんでした。(頑固者なんで息子に診られるのが嫌だったのでしょう。)

ひょんなことから、父の腰痛を診ることになりました。

 

見るとお尻にスパイラルテープを貼られていました。

私「何されてんねん?」

父「これが腰に効くらしいぞ。」

私「は?これどれくらい続けてんねん?」

父「二年くらいかな?」

私「効いてんのか?」

父「わからん」

 

といった会話をしている間に施術終了。

 

結果は、以降腰痛はなく鍼灸院へも行かなくなったそうです。

腰痛にスパイラルテープ、、、。

都市伝説ですかね。

 

いろんな原因はあって腰痛になることはあると思いますが、

その原因を特定せず、施術をすることはとても危険ですね。

私たち理学療法士は徒手で運動機能からくる腰痛と病態からくる腰痛を判定しないといけません。

治療の技術が向上すればするほど、その鑑別はより鮮明になります。

 

是非、技術の向上に惜しみない努力をしてください。

あなたを待っている患者さんはとても多くいます。

 

PS ちなみに父が亡くなり火葬したさいに、ヘルニアのあった部位はやはり椎体がbridge formationを起こし癒合していましたね。

 

―増田 拓也

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