5年後には廃業か…

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

五年後には廃業か、、、

といっても私の事ではないです。

 

臨床で働く理学療法士や作業療法士はとても厳しい状況下であるということです。

どういうことかというと、、、

 

将来、AI(人工知能)にとって変わるとされている医療職種のデータが出ていました。

AIの影響を受けると言われているのは、診療放射線技師や薬剤師の仕事です。

週刊エコノミストに掲載された職業別自動化率のデータを引用すると診療放射線技師の自動化率は62.4%、薬剤師の自動化率は38.8%となっており、大部分がAIによって代用できるとされています。

 

そんなにAIに変わるんかと思いました。

 

一方理学療法士、作業療法士は、、、

週刊エコノミストに掲載された職業別自動化率のデータを引用すると、理学療法士の仕事の自動化率は0.4%、作業療法士の自動化率は0.1%となっています。

つまり、理学療法士や作業療法士の仕事はAIで自動化することは難しく、リハビリの仕事がなくなることはないということになります。

 

ホッとした、あなた、、、

とても危険です。

 

そのほかにこんな記事がありました。

AIが導入されるようになると理学療法士は個人の実力が重視されるようになると考えられます。

AIの導き出した指示にしたがって単調に仕事を行うだけの人材には高い給料は払われないでしょう。

一方でAIでは補えない専門的な知識や経験、技術を持つ理学療法士は評価され給料は上がることになります。

AIが導入されることで給料が上がるか下がるかは本人の実力次第と言えます。

 

ということです。

単調な仕事しかしていないと、本当にクビになる時代がそこまで来ていますね。

この話は、もう数年以上も前に臨床で私は話していました。

 

何故なら、歩行介助機器が出てきましたね。

そんな歩行介助機器に理学療法士のほとんどが歩行介助技術を負けているという証明でしょう。

本当に歩行介助技術上手ければ負けることはありません。

私も最後にいたクリニックで歩行介助と歩行アシスト機器での10m歩行速度をデータをとりましたが、

一度もその歩行機器に負けることはありませんでした。

 

AIの導入は今後の介護分野ではとても重要となると考えられます。

しかし、そのAIに負けるような専門的技術を持ち合わせていない理学療法士は本当にAIにとって代わられてしまうと思います。

 

日々の患者さんの反応を拾い、小さな変化を見落とさない努力をし、技術の研鑽に励まなければ、、、

もう生き残れない状況が目の前にあります、、、。

 

PS そうなりたくない人はPhysio Lab.の研修会に来てみて下さい。

きっと臨床が変わります。もちろんAIには負けません。

 

―増田 拓也

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