クライアントに信頼される3つの事

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

いつも研修会に参加してくれる理学療法士などに聞かれることがあります。

それは、、、

・どうやって患者さんの信頼を得るか?

ということが割と多いと思います。

 

そんなん、あんまり考えたことなかったなー

と、思いつつ少しまとめてみたので是非読み進めてください。

 

まず一つめは、、、

・しっかり測定と検査をする。

です。

驚くことに多くの治療者はこの測定と検査を吹っ飛ばします。

もちろん問診でよくその患者の悩みや困っていることを聞くことが前提ですが、、、

そしてまた、測定と検査の違いを知らない人も多いことに驚いています。

簡単に言えば、、、

測定は単に測って、数値化することで、

検査はその原因を探す作業です。

測定のデータを検査にするには知識がいるということです。

例えば、血圧が高いというのがわかったとしたら、、、

何故高いのか?どの器官の問題で高くなっているのかなどは医療職でしかわからないものですよね。

そういった知識が必要ということです。

 

二つめに、、、

・結果の出る治療を実践する

ということです。

おいおい当たり前やんけ!アホか!

そう言いたいのはよくわかります。

例えば巷で多い腰痛専門。(うちもはじめは掲げていましたが(笑))

その腰痛の原因はどこからか?

椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症での腰痛。

これは嘘ですよね。

治せれば分かります。

また、施術をしても全く変化のない腰痛は早期に医療機関への受診をすすめるべきですね。

何故なら、悪性腫瘍などの生命の危機にあるようなものもあります。

私も、臨床で働いているときにこの悪性腫瘍にかかっている腰痛をみつけたことがあります。

単なる腰痛ではなく重篤な病態の判定ができることが本当に結果を出せるということだと思います。

 

三つめに、、、

・再測定と再検査する

これは必要です。

これもしない治療者がとても多いです。

効果判定ををしないと患者さんはその効果を理解できません。

また、あなたへの信頼も一気に上がります。

モチベーション向上にもつながりますし。

しかし、注意しないといけないのは必ず再現性のある検査と測定をしないといけません。

ちゅっと盛ったりしてはいけません。

気持ち的には施術したから良くなってるでしょ!みたいな気持ちはわかりますが、

正確な測定と検査が求められます。

 

これらがクライアント、患者に信頼される、私が思う方法です。

臨床にいるときから、これで困ったことはありません。

もちろんメインは治すことです。

よく、患者さんを受動的から能動的にということを耳にしますが、

基本的に人間は自ら何かをすることをしない方が圧倒的に多いです。

なので、いくら口頭で指示を与えても無意味です。

さっさと治して、動ける状態をつくることがあなたに求められているミッションです。

 

PS ごくごく当たり前ですが、一つ一つを丁寧に細やかにやってみてください。

必ず信頼される治療者になります。

God is in the details

です。

 

ー増田 拓也

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