エントロピー増大の法則

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

久しぶりのブログです。生きてますよ。

最近は、リアルの研修会などが全然ダメでオンラインセミナーをバンバンやってました。

その様子は、YouTubeにも上げていますので、興味ある方は、こちらから見てください。

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オンラインも遠くの人と一瞬でつながったりできるので、いいですね。

でも、やっぱり技術を伝える職業ですので、直接合わないとなかなか伝わりませんね。

6月からは、大阪、滋賀、姫路で開催することが決まっています。

それ以降も順次、再開できるんじゃないかなって思ってます。

なかなか、コロナのせいで会場などの縛りは以前より厳しくなりましたが、、、

 

日本人って割と秩序を守る民族ですね。

だからコロナ下でもめちゃくちゃ広がらなかった一因になっていると思います。

 

しかし、人は縛りから解き放たれると一気に拡散していきます。

その広がりはどんどん加速的になりますよね。

これって職場や、もっと言えば身の回りに多く起こります。

 

エントロピー増大の法則って知ってますか?

エントロピーという言葉を使って表現すれば、すべての事物は、「それを自然のままにほっておくと、そのエントロピーは常に増大し続け、外から故意に仕事を加えてやらない限り、そのエントロピーを減らことはできない」ということになります。 これが、いわゆる『エントロピー増大の法則』です。

物事はほったらかしにしておくと、増えていく。散らかっていくってことです。

 

掃除しないと、部屋はだんだんと散らかりますし、

組織も自由にしていけば秩序は乱れます。

 

と言って縛りまくると、組織の場合、爆発してしまいます。

 

私が、管理職をしていた時のお話ですが、

ある職場では、ほぼ新人で学校の延長線上みたいなところでした。

そこで、その学校の延長のような環境を変える方法をしました。

それは、、、

各個人に責任を持たせるってことです。

 

そんなもん当たり前やんって思うかもしれませんが、

多くの職場では実践されていません。

「新人だから指導者をつけてちゃんと教えないと、、、」

「新人だから、中堅と一緒に患者を診させた方が、、、」

新人だから、、、、

これは、逆効果です。新人だからこそ、たくさんの失敗をしてもっと勉強しないとヤバイってことを理解させないといけません。

そうすることで、仕事自体に責任感が発生します。

自分が失敗しているので、後輩指導も的確になります。

 

新人時代から、失敗し考えさせ行動するというプロセスを学ぶことで、

組織のなかで勝手に秩序は生まれ、エントロピー増大を抑えることができます。

手取り、足取りはかえって成長を妨げますので注意しましょう。

 

PS オンラインで来週に「運動学の基礎」

っていうのをやる予定です。

是非、ご参加ください。

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