腰痛のパラダイムシフト
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東大阪唯一の【腰痛】【肩痛】【膝痛】痛みの根本改善施設 Physio Lab.所長の増田です。
本日は
腰痛のパラダイムシフト
についてです。
皆さん、パラダイムシフトは一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
パラダイムとは科学のの発展過程における現象を説明する用語です。例をいえば天動説です。
太陽や月の動きでその時代に一定の評価を得るということです。
しかし、天動説では説明できないことが増えてき、地動説という概念がでてきます。
そしてこの地動説に移ってくる、これがパラダイムシフトです。
トーマス・サミュエル・クーン(アメリカ、哲学、科学者)ですが、彼は科学は連続的に進歩するのではなく、突然革命的に変革することを発見しました。
実験や論文を重ね、徐々に科学は進歩すると一般的には信じられています。ところが、ある程行き詰まって説明することが出来ないことが多くなると、突然科学は革命を起こして変革するというのが、パラダイムシフトと言っています。
腰痛の歴史を紐解くと1950-1980年代は腰痛の研究対象が椎間板ヘルニアになっていました。しかし、1990年代からは欧米では椎間板ヘルニアが否定的となってきています。
MRIの普及により椎間板に異常があっても痛みを出さないという人が多いということがわかってきました。
現在、腰痛の85%は原因不明と言われています。
腰痛の観点からのパラダイムシフトは椎間板ヘルニアがあっても腰痛は発生せず、原因は別に存在するということです。
腰痛に限らず、痛みは必ずその部位に限局できるものでは無いということが言えます。
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