どこいってんねん!
from:増田拓也
@Physio Lab.
「朝起きたら、知らない駅でした。」
友人のK君の実話です。
昨日、研修会の後に飲み会をし、初めて参加したK君はビールを4ℓ飲み、呂律が回らない状態で帰りました。
足取りは良かった為、大丈夫だと思っていたら自宅と真逆に進み、見ず知らずの駅で朝を迎えたそうです。
初めての土地で、初めての駅、しかも終電。
本能的に動いている方に乗ってしまったのかな。(笑)
頑張れK君!
とか言いながらも、私もK君と同じ年の頃は同じような経験をしました。
酔っぱらって起きたら、異国の地(笑)
それくらいならまだしも、荷物がない!なんてこともありましたね。
気をつけないと大変ですね。
今はそこまで飲めなくなりましたので、そんな心配はありませんが。
酔っ払いとは少し違うかもしれませんが、医療現場でも同じように「どこに向かってますか?」という人は多くいます。
患者さんではなく、職員ですが。
患者さんの利益を優先せず、自己の利益を優先する医療人。
多いですよね。
昔いてた看護師さんのお話です(全ての医師、看護師がそうと言ってるわけではありませんので、、、。)
ずっと腰痛を訴えている患者さん。
「痛くても動きなさい」という看護師さん。
医師は「腰痛症」という診断でした。
しかし、他の脊椎専門の医師に診断を仰いだところ、化膿性脊椎炎で腸腰筋膿瘍になっておられました。
結果は最悪の事態となりました。
患者をしっかり診る。といったことを怠った結果です。
これを読んで頂いているPTやOTのあなた。
間違っても、自分の利益を優先してはいけません。
結果は後からついてきます。
どんな治療者にあなたはなりたいですか?
―増田 拓也