STRESSFULNESS

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

「最近、体調が思わしくなくてあんまり飲めません。」

そう話す、病院勤務の理学療法士後輩Y君。

 

昨日は、仕事後にいつもお世話になっているお客さんの経営するお店へいきました。

Y君はいつもなら、ヘアースタイルもガチガチに固め、活き活きしているのですが、髪はへなへな、目は死んだ魚の目をしており、完全に死んでいました。

どないしたんや?と聞くと、ストレスです。ということです。

 

よくある病院でのストレス。私も病院勤務時代はありましたが、アホな上司で仕事出来ん。というやつですね。

まだまだ年功序列の病院のリハビリテーション科。というより病院組織。

有能な後進が入っても教育できず、埋もれていく人が多いです。

 

Y君はきっと夏の暑さに輪をかけてアホな上司の意味不明な言動に疲れ切っていました。

 

私がよく後輩たちに言うことがあります。

「アホの近くいると、アホうつるで」です。

これは実際にあります。

何も理解していない上司。それに指導される何も言えない部下。

右にならえで、意味も分からず後輩たちは行っていきます。

その後輩が先輩になり、後輩に同じことを教える。

 

間違っているかも吟味せず、そのまま行っている。

こんな状況のところ多くないですか?(社会全体かも)

 

私は、理学療法士の養成校を出て、

就職を探しのときに一番の条件は、、、

「新人教育のないところ」

でした。

 

アホが伝染したら、それ以上の成長が無くなるからです。

とても危険です。

いい上司、先輩に恵まれることは本当にまれだと思いますね。

その人は、ラッキーだったといことです。

 

患者さんも同じです。

「腰が痛い」

「膝が痛い」

「股関節が痛い」

 

様々な症状を訴えて病院に来ます。

いろいろと検査をされ、医師に診断を下されるわけです。

そして、所謂リハビリオーダーが出ます。

そこで、理学療法士が「腰痛で牽引の指示が出ていますからやりましょう。あとは筋肉を鍛える運動も、、、」

「膝が痛くて来られたんですね?太ももの前の筋肉を鍛える指示が出ています。この運動を、、、」

 

なんじゃそりゃ?

 

まさに右にならえの治療です。

患者さんは治してもらいたくて病院に来ています。

当ラボに来られる患者さんは5~10か所以上回っておられる方ばかりです。

もちろん病院のリハビリも。私も理学療法士ですので病院のそんな現状はよく知っています。

それ以上に患者さんがよくわかっていますよ。

 

一番そんなお客さんが言われるのは「病院でリハビリっていっても運動して歩くだけでしょ?そんなん病院行く必要ないでしょ

その通り!

 

そんなことを言われない理学療法士になる最短方法は、

「アホの傍から離れるです」

 

すぐに実践してください。

時間は無限ではありません。あなたの貴重な時間を無駄にするかはあなた次第です。

 

P.S.病院勤務時代はとても扱いにくい部下だったと思います(笑)しかし、一番考えなければいけないのは組織でも上司でもありません。

患者さんのことだけです。

 

―増田 拓也

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