また暑くなってるやん!
from:増田拓也
@Physio Lab.
本日の東大阪市の気温35℃、お昼には36℃になる模様。
また、夏になってるやん!
また、暑いやん!
涼しくなったと思ったら、また暑くなるこんな時は体調の変化に十分注意が必要です。
近年言われています現代病の一つに「寒暖差アレルギー」というのがあるようです。
一見、風邪やアレルギーのようなものです。
専門用語として「血管運動性鼻炎」と呼ばれることもあります。
症状はアレルギー、風邪と同じようなものなので、くしゃみ、鼻水、蕁麻疹、頭痛、食欲不振などがあるようです。
外気との差が5℃以上あると自律神経の乱れが生じやすくなるために起こると考えられています。
実際、私もこの夏はこれに似たような症状に見舞われ、最悪でした。
そんな時は運動=屋外炎天下ランニングを決行です。汗が止まれないくらいなると後々身体が楽になります。(良い子はマネしないように!)
自律神経強制活動です(笑)
病院勤務時代でも一日中、院内にいるとよく冷房が効いていたため(最後のクリニックはなぜかドライ28℃の扇風機。患者が暑いといっても冷房を入れない謎な院長でしたが)身体がおかしくなります。
そんな時は、帰宅しランニングでした。
疾患を患って、膝痛や腰痛を発症した患者さんも痛みがトリガーになり自律神経に異常をきたしている人は多くおられます。
人工関節の手術後に傷口の周りに濃い毛が生えたり、傷の周りが異常に赤くなり腫れ、いくら待っても治らない。
これらは交感神経の過剰な働きによるものです。
昔はRSD(Reflex Sympathetic Dystrophy;反射性交感神経ジストロフィー)今ではCRPS typeⅠ(Complex Regional Pain Syndrome;複合性局所疼痛症候群)と呼ばれるもので、多くの患者さんが患っています。
多くは、痛みに過剰に反応しやすい人や、術後の所謂リハビリの技術の拙劣さで起こります。(誤用、過用症候群です)
理学療法士で勤務しているのであれば、このCRPSに注意し、起こさないような技術を身につけて下さい。
P.S.当ラボ開所、第1号の患者さんは病院のリハビリから逃げて来られた方です。キッチリ痛みを出して膝を曲げられていました。結果、傷の周りには濃い毛が多くありました。
また二次的に腰痛まで起こされていました。そんな患者さんを一人でも作らない心がけを日々もって臨床にあたってもらうことを切望します。
―増田 拓也