そうなってしまう前に、、、
from:増田拓也
@Physio Lab.
手遅れになってしまうと、どうすることもできません。
それは、今まで臨床で働いている中でたくさん失敗の経験をしました。
臨床では失敗は成功のもとではありません。
失敗は失敗でしかありません。
しかし、その失敗を次に活かさないのはただのバカです。
いろいろ知ると、失敗していることにも気づきます。
そして改善しないといけない事にも気づきます。
知らないことは、ある意味幸せです。(自分自身は)
しかし、患者さんやクライアントさんには不利益しかもたらしません。
そうならないように、日々努力しかありません。
最近、私の親族がラボに通い始めました。
その方は、膝の注射を10年程打ち続けていました。
膝の角度は右が‐10~90°、左が‐5~110°です。
O脚も強く、かなり変形が進んでいる様子でした。
このままだと、将来的に人工膝関節置換術(TKA)になることは必須です。
それを阻止することが私の仕事でもあります。
施術後は、初回で右膝‐5~105°、左膝が0~130°になりました。
膝の動きはよくなり、自覚的にも歩きやすいそうです。
膝痛の改善が出てくると、2番目の痛みが出てきます。
「腰は痛くない。」と言っていたのですが、今では、、、
「腰痛い。」「肩が痛い。」と言います。
これを生理学的にcounter irritation(逆刺激)と言います。
その説明動画はこちら
↓↓↓↓↓
患者さんやクライアントさんでも初めは、
「腰痛いねん。」
と言いていた人も、、、
段々と「膝痛いねん。」
なんて人は多くいると思います。
それは、人間の脳は一番痛いものしか認識しないようになっているからなんです。
あちこち痛いという人の話を聞いていても、
よくよく話を聞いていると、
その時その時では、一番痛い場所がフォーカスされているはずです。
なので、腰痛が膝痛に変わったりしても焦ることはありません。
むしろ良くなっているサインだと思ってください。
あなたの治療が良いものであればの話ですが、、、。
臨床では、成功しか成長できません。
しかし冒頭で述べたように失敗を繰り返す人はアホです。
私もその一人です。まだまだアホです。
一緒に頑張りましょう。
PS 原点回帰です。また頑張るしかありません。
―増田 拓也