ストレッチをしてはいけない理由
from:増田拓也
@Physio Lab.
病院や診療所で渡される所謂「腰痛体操」の概要は、ストレッチと筋トレ。
これもそもそも、間違っているのだが、、、。
原著は、Williamsの「Managing Low Back Pain」ここには、腰痛が無くなったら、これらの体操とストレッチをしましょう。と記載されている。これは治療の体操ではなく、主に予防の目的だ。
一般的なストレッチは痛みのない範囲で伸ばしている程度なら問題ないのだが、
これを読んでくれているあなたが、理学療法士や治療者なら、知っていると思う。
Stretching exerciseは筋の起始と停止を最大限に伸ばす技術だ。
別名、forced passive motion(強制他動運動)という。
知らないのなら、H.Ruskのリハビリテーション医学を読んでほしい。
理学療法士や治療者が扱う人は、健康な人ではない。
術後の人もいれば、外傷などの損傷を受けて治療が必要な人がいる。
なので、健康な人の行うストレッチとは意味合いが全く違うし、ターゲットにしているものも全く違う。
表題の「ストレッチをしてはいけない理由」はお分かりだろうか?
その理由は、こちら
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膜組織は、自分で縮まろうとする。
損傷を受けると、身体を守ろうとするため、より縮まろうとする。
そうすることで、身体を守っている。
術後や外傷後にstretching exerciseをすることでかえって逆効果になるかもしれないことを知っておいてほしい。
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―増田 拓也