レントゲンでわかること。

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

誰しもが一度は撮ったことがあるであろう、

レントゲン(X-ray;X線)撮影。

臨床ではよく、X-pとかって書いている医療人みるけど、X-pのpはphotographのpで、

X線なんで、X-rayが本当ですよー

 

X線でわかることって意外に多いんですよね。

これを読んでくれているほとんどが、理学療法士だろうから覚えておくといいかもしれない。

まずは、胸部と胃部。

胃部に関しては、専門の医師じゃないとほとんどわからないかもしれない。

わかることは、
潰瘍、炎症、がん、ポリープ、十二指腸潰瘍、胃拡張、胃下垂など。

 

理学療法士でも良くみるであろう、胸部は、がん、肺気腫、肺炎、大動脈の異常、慢性気管支炎、心肥大など。

 

一番良く診るのは、やっぱり整形外科からくる患者が多いから、骨をみることが多いんじゃないかな?

骨だと代表的なのが、骨折。

腫瘍や骨髄炎もわかる。(さらに詳しい検査は必要)

 

でも、一番謎なのが、X線だけで

「軟骨すり減っている」

というフレーズ。

軟骨写ってないないのに??

っていつも思っていた。

 

腰椎のX線でも「間が狭くなっているから腰痛出てますね。」

この変形ってすぐに出来たもの?もっと前からあったでしょ?って思う。

膝もOAでもarthritisかarthrosisかで意味変わってくるやんって思う。

 

結局、X線で画像上に問題ある=痛みみたいな公式があるのが疑問。

まずは、これ見て。

↓↓↓↓↓

 

画像で痛みはわからない。

痛みはsymptom(主観的証拠)なので、X線で出てくる(客観的証拠)と一致するとは限らない。

特に運動器系に痛みを生じている人なんて、ほとんど一致していないかもね。

 

画像に一致しなかったら患者が痛みの訴えが強いや、不定愁訴として扱われたりする。

それって本当の原因を見つけれていないだけ。

それを諦めたに過ぎないだけだね。

 

これを読んでいるあなたは、決して諦めないでほしい。

原因のない痛みなんてないって思って突き詰めないと、患者は良くできない。

 

PS

すぐに膝が痛くてX線とったら変形だから痛いや、腰痛で腰の画像とったら、脊柱管狭窄症やらいわれるけど、、、

その変形って前からあったもので、変形=痛みではないよね。

むしろ逆で痛み⇒変形っていうことの方が理解しやすい。

身体を守るための防御反応として拘縮や変形が進んでくるって考える方が自然だし、患者の経過をみてるとそうなってる。

 

PPS

臨床でどのように患者を診ていますか?

患者を診る手順、診かた、わかりますか?

そんな疑問を解消できる方法があります、、、

↓↓↓↓↓

臨床にコミットする。

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