あなたは多数派か?少数派か?
from:増田拓也
@Physio Lab.
あなたは大多数の意見を信じますか?
それとも、少数派の人が言っていることを信じますか?
多くの人は、大多数の人が言っていることを信じますよね?
これは、人間心理に同調というものがあるので、多くの人は、多くの人の言っていることに賛同する
そんな心理が働きます。
人間は、間違えたくないという心理があるので必然的に多い方を選びます。
しかし、これが対患者さんだったら?
もし、自分が正しいと思ている方が、少数派で多くの人が間違っている方を選んでも、
あなたは正しいと思う方を選択できますか?
大抵の人は出来ないと思います。
昔、社会心理学の実験でも証明されていますが、明らかに多くの人が間違った回答をしていても65%の人はその間違った回答をしてしまう。
そうです。
人から認められたい、違う意見を言って嫌われたくないって思うのは当然でしょう。
しかし、それが患者さんのことだったとしても、自分にウソをついて間違った方を選べますか?
もしウソをついて選んでいるなら、自分の正しい選択をする方がいいですよ。
過剰同調っていうみたいなんですが、ストレスで自分を苦しめる結果にもなります。
また病気にもなりますよ。
患者さんの為に自分にウソのない選択をしてください。
一生懸命、臨床をしていると患者さんは助けてくれます。
治りがもし、遅くても信頼は得れます。
でも、先輩や一般論に合わせて患者さんをほったらかしにしていると患者さんは、あなたを絶対に信頼しません。
有名な腰痛に関する話ですが、、、
1940年代には、腰痛の原因とされているのが、筋肉、骨、神経などの原因と考えられていました。
1950~1980年は、椎間板が腰痛の原因であるというのが定説でした。
1990年代にMRIの登場で、椎間板の異常が腰痛の原因であるという定説は否定的となっています。
現在では多くの腰痛の原因は非特異的腰痛と言われる、原因の不明なものが85%以上も占めるとされています。
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何が言いたいかというと、1950~80年代で腰痛=ヘルニアを否定していると変人とされていたのです。
少数派の意見だからです。
でも今では、その少数派が多数派になっています。
なので、臨床では結果が全てです。
その結果だけが答えです。
PS 多数派の意見に流されて自分を見失いかけている若い理学療法士、作業療法士が多いと聞きます。
本当のことは、全て患者さんが教えてくれます。
自分の患者さんは自分しか治せない。それをまず自覚してください。
そうすることで、責任が生まれます。
頑張りましょう!
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戦場に行くには、武器が必要です。臨床は戦場と同じです。
治すためには、その武器が必要です。
その手に武器をもって、臨床で患者さんの為に戦ってみませんか?
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