何故それは起こるのか?
from:増田拓也
@Physio Lab.
昨日、夜に自宅リビングにてTVを何気なくつけて見ていましたら、「もやもや血管」なるものがあると知りました。
「もやもや血管」は肩こりがある方でほぼ間違いなく存在するということでした。
「もやもや血管」があることが、肩こりの原因だ!とのこと、、、。
???
確かに血管内には痛みの物質が放出されるために痛み強く感じることはあるが、、、。
血管が多くあると痛みが強くなる?
本当か?
このパラドクスは果たしてと疑問に思いました。
むしろ逆ではないのだろうかと思いました。
血管は体のいたるところに存在します。
「もやもや血管」が痛みの原因だとすると、毛細血管では痛みが出ていると言っても過言ではないでしょうか?
痛みが存在するために血管が増殖していると考えられないでしょうか?
痛みの結果として攣縮(スパズム 所謂凝り)が存在します。
攣縮があると筋肉が血管を圧迫します。そうすると血管は側副路を作ります。
その結果、「もやもや」とした血管が画像で映るのではないかと考えられます。
もちろん、肩こりに限らず、腰痛や他の痛みの患者においても同じように血管が増殖し、痛みの物質を多く受け取る結果となると考えられます。
しかし、その痛みの結果を治さなければ痛みの結果に対して施術を行っても、結果は変わりません。
痛みの原因を治す必要があります。
それを治すには技術が必要です。
―増田 拓也