嫌なものがなくなると、人間は…
from:増田 拓也
@Physio Lab.
あなたは、こんな経験ありませんか?
「この上司、鬱陶しいな!、なんでいろいろ言うてくるねん!しかも私ばかり」
「こんなしんどい会社やってられん!」
(まー、全て当てはまるわけではありませんが・・・)
いつもある、めんどくさい事、嫌なこと、不快なこと、、、
人にとってマイナスだと思われることがあると、多くの人はそこから逃避しようとします。
しかし、一旦その場から離れると、忙しかったことや鬱陶しかった先輩のことはやたらと覚えている。
そんな経験ありませんか?
人間て不思議なもので、その不快や逃げ出したかったことさえ、美化しようとする傾向があるようです。
先日、当ラボに来られた80代の女性の方は、3回目の来所で突然こんなことを言いました。
「先生、ここ10年以上左手はずーーっと痛かったのに、ここに寄せてもらってから痛くなくなってしもた。
だから、痛みも感じなくなったからもう終わりやわ!」
???
「はあ?笑」
ずっと痛かったのが当たり前の生活をしていて困っていたのに、
痛みを治そうと来ていたのに、
痛みがなくなると終わりと感じる?(笑)
人間て不思議やなと思いました。
P.S. 不快さ、痛み、めんどくさい事は人によって感じ方は大きく違いますよね。
一概には言えませんので、あしからず。
ちなみに私はこの時期、飲みにいって一杯目のビールが冷えていなかったらとてつもなく苛立ちます!笑
―増田 拓也