我慢強いの意味

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

こんな暑い日はバレーボールをしていたときのことを思い出します。

昨日から夏の甲子園第100回記念大会が始まりました。

高校球児は大変な夏の大会になりましたね。

球児の熱中症対策に理学療法士がアドバイスをするという記事を見て、なかなか認知度も上がったなと思いました。

 

話しは戻りますが、バレーを始めたのは中学ですが、当時の私は1㎞もよう走らん超肥満児でした。

中一で171㎝ 81㎏という小学生の時は全く運動なんてしなかった少年でした。

昔は、全員クラブ活動常識みたいな時代でしたので、簡単そうに見えたバレー部に入ったのが最大の過ちでした。

 

顧問の先生は学校で一番怖い先生で、入部初日に言われたことは今でも覚えてます。

「ここは相撲部ちゃうんや、ずっと走っとけ」

『ヒエ―、恐ろしいとこに来てしもたー』と心のなかで思っていました。

 

とりあえず、痩せるまではボールには触らせてもらえなさそうでしたので、ずっと走りました。

辞める勇気があれば辞めたのかもしれませんが、中学生ながらここで逃げたら、一生逃げると思いとにかく走りました。

おかげで夏には65㎏まで体重が落ち、ボールに触れれました。

ずっと走ってたおかげで、体力と忍耐強さ、我慢強さがつきました。

 

社会に出るともっと我慢せなあかんことが多いんだろうと思っていましたが、バレーボールのおかげで我慢の閾値は高くなったようです。

 

医療の現場でも同じことがあります。

患者さんです。患者は【patient】といいます。患者という意味ももちろんありますが、【我慢強い、辛抱強い】という意味があります。

 

そうです、患者さんはみんなケガや病気で入院し、我慢を強いられています。

理学療法士が良く出会う、人工膝関節置換術(TKA)の患者さん。

多くの病院で、膝関節構成体の拘縮予防という名目でCPM(continue passive motion)をされているところが多いと思います。

患者さんはとても我慢していますよね?

「膝が痛くても曲げなさい」という医師、看護師、理学療法士を信じ曲げられていますね。

結果的に残ったのは痛みだけ。

臨床でよく見る一例ですよね。

 

本当にそれで膝が曲がると信じていますか?

経過的に曲がったのは我慢しまくった患者さんの自然回復能力です。

とある、病院の理学療法士のトップが、膝が痛くても曲げて角度が良くなったのは理学療法士の実力。

といった人がいるようですが、間違いです。むしろ痛みを出して曲げている時点で有害です。

本当に手術の上手い医師の手術後の膝は何もしなくても曲がります。

手術は、医療における最終手段であるからです。

 

理学療法士として我慢されている患者さんにあなたは何が出来ますか?

 

―増田 拓也

 

 

 

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