何でも手順が大事。

from:増田拓也

@Physio Lab.

 

意外かもしれませんが、私は料理が得意です。

と言っても、大したものは作れませんが、食べてくれる人のはなかなか高評価を頂いております。

画像のように確かに料理は愛情!

その人のことを想いながら、美味しいものを食べさせてあげようという気持ちは当然必要です。

しかし、もっと必要なものは手順です。

皆さんでも簡単に作れる、野菜炒め。

昔の職場の後輩で、何度やっても玉ねぎがドロドロになる子がいました。

 

「なんでこんなんなるの?」と聞くと、、、

「全部一緒に入れて炒めてます」

 

アカ――――ン!!!

 

そんなことをした結果、玉ねぎは半分溶けた状態になっています。

玉ねぎの加減に合わせているため、ニンジンはカチカチ。

彼女のお弁当に持ってくる野菜炒めはいつも天然のあんかけ状態でした。

 

手順が無茶苦茶というか、手順がないとこんなことになるのかということがわかりました。

料理される方ならわかると思いますが、玉ねぎのシャキシャキ感を残すのに、後からいれないとダメですよね。

それを教えてあげてからは、天然あんかけ野菜炒めは登場しなくなりました。

 

この手順は何においても重要です。

例えば患者治療。

膝痛や腰痛の患者でも、いきなり患部を触る。

それはダメですよね。

何で痛みが出ているのか、測定と検査が必要です。

理学療法士であれば、基本的動作能力の回復が法律上の責務ですので、どの動作で痛みが出るのか?

動作レベルの改善が目的になります。

その機能障害の治療はtarget organを絞らなければ効果は得られません。

 

自身の今の臨床において手順を踏んで治療できているのか?

痛みはどこからくるのか?

見直してみてはいかがでしょうか?

 

―増田 拓也

 

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