痛みについて No.2

いつもご覧頂きありがとうございます。

東大阪で唯一痛みの根本施設 Physio Lab.所長の増田です。

本日の投稿は

痛みについてNo.2です。

痛みは人体にとって不快な感覚でとても嫌なものです。

痛みは国際疼痛学会によると

「不快な感覚性・情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものとがある。」

と定義されています。

2001-2010年までは「痛みの10年」と題し、世界中の研究者が痛みについて研究を行ってきました。

私たち理学療法士になじみの深いゲートコントロール理論は1965年にMelzackとWallが提唱したものであります。この説は現在でも多くの方が推奨する理論であると考えられます。

この説は、脊髄の痛覚ニューロンへの入力する求心性線維の太さの違いによりシナプス前抑制のかかり方が逆になるという前提にし、痛みの発生を説明しているが、その後の研究で前提部分の誤りが証明され、理論としては消滅すべきものであるはずが、概念的に改定されたものが現在残ってしまっています。

私たちが臨床で診る患者さんの多くは、学生時代に習ったゲートコントロール理論では説明できない患者さんが多いことに気付いていると思います。

痛みは原因があり、その器官から発せられています。しかし、その器官とは関係のない場所に痛みが現れることで臨床像を複雑にしています。

痛みでお困りの方は、東大阪で唯一痛みの根本改善施設 Physio Lab.へお越しください。

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